病気の確定診断に有効|注意したい頸部脊柱管狭窄症|加齢のせいだと決めつける前に受診

注意したい頸部脊柱管狭窄症|加齢のせいだと決めつける前に受診

CTスキャン

病気の確定診断に有効

聴診器

医療現場でも用いられる

免疫沈降は生物化学の分野で用いられる分析方法の一つで、抗原と抗体が結びついて沈殿する効果を利用するものです。ある抗原と特に結びつきやすい抗体を用いて免疫沈降させることで、抗原を検出して遠心分離器などで抗原を抽出することができます。また、同様にタンパク質の精製などにも用いられる方法です。免疫沈降は古くから実験室などで多く用いられてきましたが、医療現場でも病気を検査する目的で使われることがあります。具体的には、自己免疫疾患と呼ばれる病気の検査に用いられます。この病気は、ウィルスなどの抗原は体に入ってきた場合に体内で抗体が過剰に発生していまい、自分の体を傷つけてしまうのです。アナフィラキシーショックもこの病気の一つになります。

自己免疫疾患の検査に有効

自己免疫疾患に対する検査での免疫沈降の特徴は、病気を詳しく確定することができ、誤診を減らせる点になります。例えば、自己免疫疾患の代表的な病気であるリウマチでは、複数の抗原と抗体が複雑に絡み合い過剰な抗体が関節を攻撃しているため、病気の確定診断に遅れが出てしまいます。免疫沈降を用いた検査で特定の抗原の陽性反応が出たら、すぐに治療を開始することができます。他にもアトピー性皮膚炎や膠原病、糖尿病などの検査にも用いられています。また、近年増え続けている癌の検査にも用いられています。癌の種類の中には、タンパク質の異常に関係しているものがあり、タンパク質を精製できる免疫沈降の特徴が検査で有効となっています。